腎盂腎炎

発熱・腰の痛み・尿の異常にお困りの方へ|岡山の内科「にじいろクリニック」の腎盂腎炎診療

治療のご説明

腎盂腎炎とは?

腎盂腎炎(じんうじんえん)は、腎臓の「腎盂」に細菌が感染して炎症が起こる病気です。多くは膀胱炎などの下部尿路感染が進行して発症し、発熱・寒気・腰痛・倦怠感・排尿時痛などが現れます。腎臓まで細菌が到達すると全身炎症が強くなるため、早期診断と治療が非常に重要です。特に高齢者・糖尿病の方・男性は重症化しやすく注意が必要です。

にじいろクリニックの診療方針

尿検査・血液検査・画像診断を組み合わせて早期発見と重症度評価を行い、抗菌薬治療を中心に、必要時は点滴対応・病院紹介までスムーズに実施します。


こんな症状・お悩みがある方はご相談ください

  • 急な高熱と寒気がある
  • 腰や背中(片側)の痛み・違和感
  • 頻尿・排尿時痛・残尿感
  • 尿の濁り・血尿・においの変化
  • 膀胱炎を繰り返している

主な症状

  1. 発熱(38℃以上):悪寒戦慄を伴うことが多い。
  2. 腰・背部痛(片側優位):腎部圧痛を伴うことも。
  3. 排尿時痛・頻尿・残尿感:膀胱炎症状が併発。
  4. 尿のにごり・血尿・悪臭:炎症・細菌の影響。
  5. 吐き気・全身倦怠感:炎症が強い場合に出現。

考えられる原因

  1. 膀胱炎の放置・治療不足:逆行性に腎まで感染。
  2. 尿流障害(尿閉・結石・前立腺肥大):菌が増殖しやすい。
  3. 性行為・衛生環境:女性で誘因となることがある。
  4. 糖尿病・免疫低下:重症化しやすい。
  5. 慢性便秘・水分不足:細菌増殖の一因。

日常生活での注意点

  • 排尿を我慢しない
  • 水分を十分に摂る(目安1.5〜2L/日)
  • 清潔な排尿習慣(女性は前→後に拭く、性行為後の排尿)
  • 膀胱炎は早期受診・早期治療
  • 体を冷やさない(腰・下腹部の保温)

治療について

  1. 尿検査・血液検査:白血球・細菌・潜血、白血球数・CRPなどで重症度評価。
  2. 腹部超音波・尿培養(必要時):結石や腎機能評価、原因菌の特定。
  3. 抗生物質治療:原因菌に応じ7〜14日投与。重症例・内服困難は点滴。
  4. 対症療法:解熱・鎮痛・水分補給、必要時補液点滴。
  5. 入院が必要な場合の紹介:高熱持続、嘔吐、高齢・合併症あり等は迅速に連携。

まとめ|岡山で腎盂腎炎の診療なら「にじいろクリニック」へ

放置すると腎機能低下や敗血症の危険があります。高熱+腰痛+尿の異常は受診のサイン。内科専門医が早期診断・治療・再発予防まで丁寧にサポートします。


よくあるご質問(Q&A)

Q1:自然に治りますか?
A1:いいえ。基本的に抗菌薬治療が必要です。放置は腎障害の原因になります。
Q2:膀胱炎との違いは?
A2:膀胱炎は下腹部中心、腎盂腎炎は高熱・腰痛など全身症状が強い点が異なります。
Q3:妊娠中でも治療できますか?
A3:可能です。妊婦に使用可能な抗菌薬を選択し、早期治療を行います。
Q4:男性でもなりますか?
A4:なります。男性は重症化しやすく、前立腺などの検討も必要です。
Q5:治るまでの期間は?
A5:軽症で約1週間、重症では2週間以上かかることもあります。
Q6:再発予防は?
A6:水分摂取、膀胱炎の早期対応、生活習慣の見直しを指導します。