突然の熱性けいれんにどう対応する?聞かれる対処法

「いつも通り元気だったのに、急に体がガクガク震えだして…」「目を白黒させて意識がなくなって、どうしたらいいか分からなかった」。熱性けいれんについて、このようなご相談をいただくことがあります。熱性けいれんは、初めて目の当たりにすると誰でもパニックになってしまうものです。お子さんの突然の異変に直面したとき、どのように対応すれば良いのか、そして日頃からどのような心構えでいれば良いのか、一緒に考えていきましょう。

 

熱性けいれんってどんなもの?慌てずに見極めるポイント

熱性けいれんとは、生後6ヶ月から5歳くらいまでの子どもが、急な発熱に伴って引き起こすけいれん発作のことです。高熱が出たときによく見られ、全身がガクガクと震えたり、硬直したりします。多くの場合、発作は数分以内(5分未満)で自然に治まります。初めて見ると、本当にびっくりしてしまいますよね。まず大切なのは、慌てずに発作の様子をしっかり観察することです。具体的には、次の3つのポイントを覚えておきましょう。

  • けいれんが始まった時間と終わった時間を正確に記録する:いつからけいれんが始まったか、何分続いたか。スマートフォンなどで動画を撮っておくと、後で医師に見せるときに非常に役立ちます。
  • 体のどの部分がけいれんしているか:全身か、それとも手足など体の一部か。
  • けいれんしている間の意識の状態:呼びかけに反応するか、目がどこを向いているか。

これらの情報は、診察の際に医師が適切な判断をするための重要な手がかりになります。落ち着いて行動することが、お子さんを守る第一歩です。

 

発作が起きたときの「絶対にやってはいけないこと」と「やるべきこと」

いざというときのために、発作時の正しい対処法を知っておくことはとても重要です。つい慌ててしまいがちですが、「やってはいけないこと」を先に知っておくことで、お子さんを危険から守ることができます。

<絶対にやってはいけないこと>

  1. 体を強く揺さぶったり、押さえつけたりする:発作を無理に止めようとすると、骨折などのけがにつながる危険があります。
  2. 口の中に指やスプーンなどを入れる:舌を噛むことを心配して何かを口に入れようとすると、窒息の危険があります。
  3. 大声で名前を呼んだり、頬を叩いたりする:発作中は意識がないため、呼びかけても意味がありません。

<発作が起きたときのやるべきこと>

  1. お子さんの安全を確保する:硬い床や家具から離れた安全な場所に寝かせ、頭の下にタオルなどを敷いて保護しましょう。
  2. 顔を横向きにする:吐物や唾液が喉に詰まらないように、顔を横に向けて気道を確保します。
  3. 衣服を緩める:首周りや胸元を緩めて、呼吸を楽にさせてあげましょう。

焦る気持ちをぐっとこらえて、落ち着いてこれらの対応を実践してください。

 

どのタイミングで病院に行くべき?受診の目安と救急車の判断

熱性けいれんは多くの場合、発作が治まれば大事には至りませんが、中にはすぐに医療機関を受診する必要があるケースもあります。「けいれんがおさまった後、すぐに病院に行くべき?」と迷われる方も多いでしょう。

<すぐに病院を受診する目安>

  • 発作が5分以上続く場合:長引くけいれんは脳に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
  • けいれんが2回以上繰り返す場合:一度治まった後に、再びけいれんが始まる場合は、医師の診断が必要です。
  • 意識がはっきりしない時間が長い場合:発作後もぼんやりしていて、呼びかけに反応しない状態が続く場合は、受診を検討しましょう。
  • 生後6ヶ月未満または6歳以上の熱性けいれん:この年齢層での発作は、熱性けいれんではない可能性も考慮する必要があります。
  • 左右対称ではないけいれん:片側の手足だけがけいれんするなど、体の左右で差がある場合は注意が必要です。

これらのケースに当てはまる場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。特に、発作が5分以上続く場合は、迷わず救急車を呼ぶことが大切です。

 

繰り返す熱性けいれん…予防法や日常でできる備え

一度熱性けいれんを起こしたお子さんは、約3人に1人が再びけいれんを起こすと言われています。初めての熱性けいれんを経験すると、「またいつか起きてしまうのでは…」と不安に思う方も多いでしょう。予防策と日常的な備えについてご紹介します。

<熱性けいれんの予防法>

  • 解熱剤の適切な使用:かかりつけ医から処方された解熱剤は、熱が上がってきたとき(特に38.5℃以上)に適切に使用することで、急激な体温上昇を抑え、けいれんの予防につながることがあります。自己判断ではなく、医師の指示に従いましょう。
  • けいれん予防薬:医師の判断により、ジアゼパム坐剤(けいれんを予防する座薬)が処方されることがあります。発熱時に予防的に使用することで、けいれんを予防できます。

<日常でできる備え>

  • 体温計を常に準備しておく:お子さんが熱を出したときに、すぐに体温を測れるようにしておきましょう。
  • かかりつけ医の連絡先を確認する:夜間や休日でも連絡が取れる、地域の夜間救急診療所などの情報を把握しておくと安心です。
  • 家族みんなで情報を共有する:ご両親だけでなく、祖父母や保育園・幼稚園の先生など、お子さんに関わる人々にも熱性けいれんの既往歴を伝えておきましょう。

こうした日頃からの備えが、いざというときの心のゆとりにつながります。

 

保護者の方へ:地域の流行情報と小児科受診のタイミング

熱性けいれんは、急な発熱を伴う病気がきっかけで起こることがほとんどです。季節の変わり目にRSウイルスやインフルエンザ、アデノウイルスなどによる風邪が流行することがあります。これらのウイルス感染症は、突然の高熱が出ることが多いため、熱性けいれんを起こすきっかけになりやすいと言えます。

「うちの子、熱性けいれんを起こしたことがあるけど、今回も発熱したから心配…」という場合は、早めにかかりつけの小児科に相談することをおすすめします。特に、前回発作を起こしたときの状況や、お子さんの体質をよく知っている小児科医に診てもらうことで、いざというときの対応策を具体的に教えてもらうことができます。また、必要に応じて熱性けいれん予防の座薬を処方してもらうことも可能です。お子さんの些細な変化でも不安に感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。

【まとめ】

お子さんの熱性けいれんは、保護者の方にとって非常に大きな不安とストレスをもたらします。しかし、ほとんどの場合は、お子さんの成長過程で起こる一過性の現象です。大切なのは、発作が起きたときに冷静に対応できる知識と心の準備をしておくこと。そして、不安な気持ちを一人で抱え込まず、かかりつけの小児科医にいつでも相談できる環境を整えておくことです。岡山市にお住まいのご家族の皆さん、何かご不安なことがあれば、いつでも当クリニックにご相談ください。皆さんの子育てが少しでも安心できるものになるよう、私たち小児科医がお手伝いします。

岡山市南区のあなたへ|気づかぬうちに進行する“隠れ糖尿病”とは?

 

「最近、なんとなく疲れやすい…」「健康診断で血糖値が少し高めと言われたけど、特に症状はないし…」そんな風に感じている方はいらっしゃいませんか?実は、自覚症状がないまま静かに進行し、気づいた時にはかなり病状が進んでしまっている「隠れ糖尿病」と呼ばれる状態があるのをご存知でしょうか。糖尿病と聞くと、とても大変な病気だと感じるかもしれません。しかし、早期に発見し適切な対策をとることで、その後の生活の質は大きく変わってきます。このブログでは、皆さんの身近に潜む「隠れ糖尿病」について、その正体から生活の中でできること、そして当院がどのようにサポートできるかをお伝えします。

 

なんとなくの不調、それ「隠れ糖尿病」のサインかも?

 

「隠れ糖尿病」は、その名の通り、自分ではなかなか気づきにくい糖尿病の初期段階を指します。健康診断の血糖値が正常範囲内でも、食後の血糖値が一時的に急上昇している場合など、普段の生活では気づかない高血糖が起こっていることがあります。お仕事や家事に忙しい世代の方も多く、ついつい食事が不規則になったり、運動不足になったりしがちかもしれません。このような生活習慣は、血糖値の乱れに繋がりやすい傾向があります。

具体的なサインとしては、「食後に異常な眠気を感じる」「以前より疲れやすくなった」「甘いものが無性に食べたくなる」といった、漠然とした体調の変化が挙げられます。これらは一見、疲労やストレスのせいだと思われがちですが、もしかしたら血糖値の乱れが原因かもしれません。また、体重の急激な変化(増加または減少)や、のどの渇き、頻尿なども血糖値の異常を示すサインとして注意が必要です。しかし、これらの症状が顕著に現れるのは、すでに糖尿病がかなり進行しているケースが多いため、症状が出る前の段階で気づくことが非常に重要です。

 

岡山市南区の食卓にも潜む!?血糖値を乱す”あの習慣”

 

日々の食生活は、血糖値に大きく影響を与えます。皆さんの食卓に目を向けると、共働き世帯の増加やコンビニエンスストアの利便性から、ついつい手軽に済ませられる加工食品や、糖質が多く含まれる食品を選びがちではないでしょうか。例えば、朝食を抜いたり、菓子パンやジュースだけで済ませたり、あるいは食事と食事の間が長く空いてしまい、その反動で次の食事で血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」を引き起こしたりすることも。

また、食物繊維の少ない食生活も血糖値の乱れに繋がります。野菜をあまり食べず、肉や魚中心の食事、あるいは麺類や丼ものなど、炭水化物に偏った食事が習慣になっている方もいらっしゃるかもしれません。さらに、お仕事帰りや休日の外食で、ついつい食べ過ぎてしまうことや、甘いデザートを毎日食べる習慣なども血糖値のコントロールを難しくします。血糖値スパイクは、健康診断の空腹時血糖値では見つけにくく、知らないうちに血管にダメージを与えている可能性があるため、普段の食習慣を振り返り、改善していくことが非常に大切です。

 

健診だけでは見つかりにくい「隠れ糖尿病」の正体

 

「健康診断の血糖値は正常だったから大丈夫」そう思っていませんか?しかし、先述の通り「隠れ糖尿病」は、通常の健康診断の項目だけでは見つけにくい場合があります。これは、健康診断で測定される空腹時血糖値が正常範囲内であっても、食後の血糖値が急激に上昇する「血糖値スパイク」が起こっている可能性があるためです。

血糖値スパイクは、食後の数時間だけ高血糖状態になるため、空腹時の採血ではその異常が見過ごされてしまうのです。しかし、この食後の高血糖状態が繰り返されることで、血管が徐々に傷つき、将来的に糖尿病合併症(神経障害、網膜症、腎症など)のリスクを高めてしまいます。また、近年注目されているHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)という項目も、過去1~2ヶ月の血糖値の平均を反映するため、こちらも食後の急激な血糖値変動を捉えきれない場合があります。このように、健康診断の結果だけで安心せず、少しでも気になる症状や生活習慣がある場合は、さらに詳しい検査や専門医への相談を検討することが重要です。

 

放置は厳禁!「隠れ糖尿病」が招く怖い合併症とは

 

「隠れ糖尿病」を放置すると、自覚症状がないまま徐々に体内で合併症が進行していく可能性があります。糖尿病の三大合併症として知られるのは、神経障害、網膜症、腎症です。これらは、高血糖が長期間続くことで、全身の細い血管や神経がダメージを受けることによって起こります。

神経障害が進むと、手足のしびれや痛み、感覚の麻痺などが現れます。進行すると、足の傷に気づきにくくなり、感染症から重篤な状態に至ることもあります。網膜症は、目の網膜の血管が傷つき、視力低下や最悪の場合失明に至ることもあります。腎症は、腎臓の機能が低下し、最終的には人工透析が必要になる場合もあります。これらの合併症は、一度発症すると元の状態に戻すことが非常に難しいものが多く、生活の質を著しく低下させてしまいます。さらに、糖尿病は心筋梗塞や脳梗塞といった大きな病気のリスクも高めます。だからこそ、「隠れ糖尿病」の段階で早期に発見し、適切な対策を始めることが、将来の健康を守る上で非常に重要になるのです。

 

岡山市南区で始める!今日からできる血糖値コントロール術

 

では、岡山市南区にお住まいの皆さんが、今日からできる血糖値コントロール術にはどんなものがあるでしょうか。まずは、日々の食事を見直すことが大切です。急激な血糖値の上昇を抑えるために、食事の最初に野菜などの食物繊維を摂る「ベジタブルファースト」を心がけましょう。主食であるご飯やパンは、白米より玄米、食パンより全粒粉パンを選ぶなど、GI値の低いものに置き換えるのも効果的です。また、規則正しい食事時間を心がけ、間食を減らすことも大切です。

次に、無理のない範囲で運動を取り入れましょう。ウォーキングや軽いジョギング、自宅でできるストレッチなど、継続できる運動を見つけることがポイントです。食後に体を動かすことで、血糖値の急上昇を抑えることができます。例えば、公園を散歩する、買い物のついでに少し遠回りして歩くなど、日常生活の中で工夫するのも良いでしょう。そして、ストレスを溜めないことも大切です。ストレスは血糖値を上げる原因になることがありますので、趣味の時間を持ったり、十分な睡眠をとったりして、心身ともにリラックスする時間を確保しましょう。これらの生活習慣の改善は、一人で続けるのが難しいと感じることもあるかもしれません。当院では、皆さんのライフスタイルに合わせた具体的なアドバイスやサポートを提供していますので、お気軽にご相談ください。

 

まとめ

 

岡山市南区の皆さん、今回は自覚症状がないまま進行する「隠れ糖尿病」についてお伝えしました。「なんとなく不調」が続く、健康診断の結果が気になる、といった場合は、放置せずに一度医療機関を受診することが大切です。早期に気づき、生活習慣を見直すことで、将来の健康を守り、豊かな生活を送ることができます。

にじいろクリニックでは、皆さんの「隠れ糖尿病」の早期発見と、その後の健康維持を全力でサポートいたします。どんな些細なことでも構いません。不安なことや気になることがあれば、お気軽に当クリニックにご相談ください。地域のかかりつけ医として、皆さんの健康を一緒に守っていきたいと願っています。

岡山市南区|熱中症かも?子どもの“あれ?”を見逃さない!

今年の夏も猛暑になっていますね。夏休みがスタートしました!日中の猛暑の中で遊んでいるお子さんを公園などで見かけますが、岡山市南区にお住まいの保護者の皆さんも、お子さんの体調管理にはいつも以上に気を配られていることと思います。特に、遊びに夢中になっているお子さんは、知らず知らずのうちに体に負担がかかっていることも。「なんだかいつもと違うな」「あれ?もしかして熱中症かな?」と感じる瞬間はありませんか?今回は、そんなお子さんのサインを見逃さないためのポイントをお伝えします。

 

遊びに夢中!子どもが熱中症になりやすいワケ

 

お子さんが熱中症になりやすいのは、いくつかの理由があります。まず、大人に比べて体温調節機能が未熟なこと。汗をかく能力が十分に発達していなかったり、体表面積に対する体重の割合が小さいため、外気温の影響を受けやすいのです。また、お子さんは遊びに夢中になると、喉の渇きや体の異変に気づきにくい傾向があります。夢中で駆け回っているうちに、水分補給を忘れてしまうことも少なくありません。さらに、地面に近い低い位置にいるため、照り返しの熱も大人より強く感じやすい環境にいます。岡山市南区でも公園や屋外で遊ぶ機会が多いお子さんたちにとって、これらの要因が重なることで、熱中症のリスクが高まってしまうのです。日中の暑い時間帯は特に注意が必要ですね。

 

このサインを見逃さないで!熱中症の初期症状

 

「あれ?いつもと違うな」と感じる、お子さんの熱中症の初期サインはいくつかあります。まず、元気がない、ぐったりしている、機嫌が悪い、いつもよりぼーっとしているといった様子が見られることがあります。また、頭痛や吐き気を訴える、めまいがすると言うといった症状も要注意です。小さいお子さんの場合は、食欲がない、おしっこの量が少ない、唇が乾いているなども脱水のサインかもしれません。さらに、汗をかきすぎている、または逆にまったく汗をかいていないのに顔が赤く熱っぽいといった症状も熱中症のサインです。これらの症状は、ご家庭で様子を見ているだけでは判断が難しい場合もあります。少しでも「おかしいな」と感じたら、次の対処法を参考に、早めに対応してあげてください。

 

「ちょっと様子を見ようかな」…その前に!自宅でできる応急処置

 

お子さんが熱中症かな?と思った時に、まず自宅でできる応急処置がいくつかあります。

  1. 涼しい場所へ移動させる:エアコンが効いた室内や、風通しの良い日陰など、涼しい場所に連れて行ってあげましょう。
  2. 衣服を緩める:体を締め付けている衣服を緩め、風が通りやすいようにしてあげましょう。
  3. 体を冷やす:首の付け根、脇の下、足の付け根など、太い血管が通っている場所を冷たいタオルや保冷剤で冷やします。うちわなどで扇いで風を送るのも効果的です。
  4. 水分・塩分補給:意識がはっきりしている場合は、経口補水液やスポーツドリンクを少しずつ飲ませてあげましょう。水分だけでなく、汗で失われた塩分も補給することが大切です。無理に一気に飲ませず、お子さんのペースで、こまめに与えてください。

これらの応急処置を行いながら、お子さんの様子を注意深く観察しましょう。

 

こんな時は受診を!病院へ行くべき緊急サイン

 

自宅での応急処置をしても症状が改善しない場合や、次のような症状が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

  • 意識がもうろうとしている、呼びかけに応じない
  • けいれんを起こした
  • 高熱が続いている(38.5℃以上など)
  • 吐き気が強く、水分が摂れない
  • ぐったりして元気がない、顔色が明らかに悪い
  • 皮膚が異常に熱いのに汗をかいていない

これらの症状は、重度の熱中症に進行している可能性があります。迷わず、にじいろクリニック、または休日夜間診療所など、最寄りの医療機関を受診してください。救急車を呼ぶべきか迷う場合は、#7119(救急安心センター事業)に電話して相談することもできます。

 

予防が一番!夏を元気に乗り切るためにできること

 

熱中症は、予防がとても大切です。日頃から以下の点を心がけて、お子さんが元気に夏を過ごせるようにしましょう。

  • こまめな水分補給:喉が渇いていなくても、定期的に水分補給を促しましょう。水やお茶だけでなく、汗をたくさんかいた時は、経口補水液やスポーツドリンクも活用しましょう。
  • 涼しい服装:吸湿性・速乾性の高い素材で、風通しの良い服装を選びましょう。帽子も忘れずに!
  • 日中の外出は避ける:特に気温の高い時間帯(10時~14時頃)は、屋外での活動を控えましょう。
  • 休憩をこまめに:外で遊ぶ際は、日陰で休憩を挟み、体を休ませる時間を作りましょう。
  • 室内でも注意:室内でも熱中症になることがあります。エアコンや扇風機を適切に使い、室温・湿度を管理しましょう。
  • 寝苦しい夜には:寝ている間も汗をかくので、寝る前や寝ている途中の水分補給も大切です。

岡山市南区の夏は特に蒸し暑く感じることが多いかもしれません。地域の子育て支援センターや公園でも、暑さ対策の注意喚起がされているのを見かけます。ぜひご家庭でもこれらの対策を実践して、安全に夏を乗り切りましょう。

 

まとめ

 

お子さんの「あれ?」と感じる小さなサインは、熱中症の初期症状かもしれません。特に遊びに夢中になりやすいお子さんの様子を日頃からよく見てあげることが大切です。もし不安な症状が見られたら、まずは自宅でできる応急処置を試み、それでも改善しない場合や、緊急性の高いサインが見られた場合は、迷わずに医療機関を受診してください。にじいろクリニックは、岡山市南区の地域のかかりつけ小児科として、お子さんの健やかな成長をサポートします。一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。

 

岡山市南区|意外と知らない熱中症の初期サインと危険度チェック

岡山市南区|意外と知らない熱中症の初期サインと危険度チェック

 

じめじめとした暑さが続く岡山市南区では、熱中症への注意が欠かせません。「まだ大丈夫」と思っていても、実は体のSOSサインを見逃しているかもしれません。特に、日中の活動が多い方や、エアコンを控えめにしているご家庭では、知らず知らずのうちに熱中症のリスクが高まっていることも。今回は、見過ごしがちな熱中症の初期サインと、ご自身でできる危険度チェックについて、にじいろクリニックが詳しくお伝えします。

 

なんとなく不調…それ、熱中症のサインかも?

 

「なんだか体がだるい」「食欲がない」「頭が重い」など、夏の時期に感じる漠然とした不調。これらは、単なる夏バテと片付けてしまいがちですが、実は熱中症の初期サインである可能性も少なくありません。特に、体温調節機能が未熟な子どもや、感覚が鈍くなりがちな高齢者の方々、そして屋外での作業が多い方は注意が必要です。軽いめまいや立ちくらみ、筋肉のこむら返りなども、体内の水分や電解質バランスが崩れ始めているサインかもしれません。これらのサインは、体の脱水が進んでいる証拠であり、放置するとより重篤な症状へと進行する可能性があります。日頃からご自身の体調の変化に敏感になり、少しでも異変を感じたら、涼しい場所で休憩し、水分補給を心がけることが大切です。

 

岡山市南区の気候と熱中症リスクを高める生活習慣

 

岡山市南区は、夏になると蒸し暑い日が多くなります。特にアスファルトからの照り返しが強い市街地や、風通しの悪い住宅街では、体感温度が実際の気温よりも高くなることがあります。また、日中の買い物や散歩、地域活動などで外出する機会が多い方もいらっしゃるでしょう。知らず知らずのうちに、長時間屋外にいることで熱中症のリスクを高めている可能性があります。さらに、クーラーの設定温度を高くしすぎたり、夜間にクーラーをつけずに寝たりすることも、熱中症のリスクを高める生活習慣です。節電意識は大切ですが、健康を損なってしまっては元も子もありません。自宅での過ごし方や、屋外での活動時間を工夫するなど、地域の気候特性を理解した上で、熱中症対策を講じることが重要です。

 

今すぐできる!熱中症危険度セルフチェックリスト

 

ご自身の熱中症の危険度を知るために、以下の項目をチェックしてみましょう。当てはまる数が多いほど、熱中症のリスクが高いと言えます。

  • 水分補給の頻度が少ない:のどが渇いたと感じてから水分を摂っていませんか?
  • 汗をかいてもすぐに拭き取るだけ:電解質を含む水分補給をしていますか?
  • 屋外での活動時間が長い:特に午前10時から午後2時の間に屋外にいることが多いですか?
  • 睡眠不足や疲労がたまっている:体が十分に回復できていないと感じますか?
  • エアコンをあまり使用しない:室内でも暑さを感じることが多いですか?
  • 食事を抜いたり、偏った食事をしている:栄養バランスの取れた食事を摂っていますか?
  • 飲酒の機会が多い:アルコールは利尿作用があり、脱水を促進します。
  • 持病がある(高血圧、糖尿病、腎臓病など):持病は熱中症のリスクを高めることがあります。

これらのチェックリストはあくまで目安です。少しでも不安を感じたら、無理せず医療機関を受診しましょう。

 

家族や周りの人の「いつもと違う」に気づくために

 

熱中症は、本人が自覚しにくい病気でもあります。特に高齢者の方や小さなお子さんの場合、体の異変をうまく伝えられないことがあります。だからこそ、周りの人が「いつもと違う」サインに気づいてあげることが非常に重要です。例えば、「なんとなく元気がない」「いつもよりぼーっとしている」「顔色が悪い」「汗をかいていないのに体が熱い」「呼びかけに対する反応が鈍い」といった変化は、熱中症のサインかもしれません。家族や地域の方々が互いに声をかけあい、気遣うことで、熱中症の早期発見・早期対応につながります。特に、一人暮らしの高齢者の方には、定期的な声かけや訪問を心がけるなど、地域全体で支え合う意識を持つことが大切です。

 

症状が出たらどうする?応急処置と受診の目安

 

もしご自身や周りの人が熱中症の症状を示し始めたら、まずは以下の応急処置を行いましょう。

  1. 涼しい場所へ移動する:エアコンの効いた室内や、風通しの良い日陰へ移動させます。
  2. 体を冷やす:衣服を緩め、首の周り、脇の下、足の付け根など太い血管が通っている場所を冷たいタオルや保冷剤で冷やします。うちわや扇風機で風を送るのも効果的です。
  3. 水分・塩分を補給する:意識がはっきりしている場合は、スポーツドリンクや経口補水液を少量ずつ、ゆっくりと飲ませます。ただし、意識がない場合や、自力で水分が摂れない場合は、無理に飲ませてはいけません。

これらの応急処置を行っても症状が改善しない場合や、以下の症状が見られる場合は、すぐに医療機関を受診するか、救急車を要請してください。

  • 意識がない、または意識がもうろうとしている
  • けいれんがある
  • 体が熱く、皮膚が乾燥している(汗をかいていない)
  • 吐き気や嘔吐が続く
  • 頭痛がひどい
  • 応急処置をしても体温が下がらない

にじいろクリニックでは、熱中症に関するご相談も承っております。ご自身の判断が難しい場合でも、お気軽にご連絡ください。

 

まとめ

 

岡山市南区の皆様、今年の夏も暑くなりそうです。熱中症は、適切な対策と早期の対処で防ぐことができる病気です。今回ご紹介した初期サインや危険度チェックを参考に、ご自身の体調管理に役立ててください。もし「もしかして?」と感じることがあれば、我慢せずに、いつでもにじいろクリニックにご相談ください。地域のかかりつけ医として、皆様の健康を全力でサポートさせていただきます。

 

 

喉の痛み、熱…岡山市南区でも増える溶連菌、登園はいつからOK?

喉の痛み、熱…岡山市南区でも増える溶連菌、登園はいつからOK?

 

「あれ?また熱がある…」「喉が痛いって言ってるけど、風邪かな?」岡山市南区にお住まいの保護者の皆様、お子さんの急な体調変化に不安を感じることはありませんか?特に、この時期は「溶連菌」の流行が目立ち、当院でも溶連菌感染症と診断されるお子さんが増えています。風邪と似た症状が出るため、見分けがつきにくく、お子さんが辛そうな姿を見るのは本当につらいですよね。ご心配な方も多いと思います。

 

溶連菌ってどんな病気?風邪との見分け方は?

 

溶連菌感染症は、A群溶血性レンサ球菌という細菌が喉に感染することで起こる病気です。岡山市南区でも、特に小さなお子さんが集まる保育園や幼稚園で広がりやすい傾向にあります。主な症状は突然の高熱と強い喉の痛みですが、風邪と異なる特徴がいくつかあります。

例えば、咳や鼻水はあまり目立たず、喉の奥が真っ赤に腫れたり、扁桃腺に白い膿が付いたりすることがあります。また、舌の表面がイチゴのように赤くブツブツになる「イチゴ舌」や、体に小さな赤い発疹が出ることも特徴的です。これらの症状は個人差がありますが、特に「喉の痛みが強いのに、咳や鼻水がほとんどない」という場合は、溶連菌の可能性を疑ってみてください。

 

こんな時はすぐに受診!重症化を防ぐサインとは?

 

溶連菌感染症は、適切な抗菌薬治療を受ければ比較的早く回復します。しかし、放置すると「急性糸球体腎炎」や「リウマチ熱」といった合併症を引き起こす可能性があります。これらは腎臓や心臓に影響を及ぼす可能性のある、決して軽視できない病気です。

特に以下のような症状が見られる場合は、夜間や休日であってもすぐに医療機関を受診してください。

  • 水分が全く摂れず、ぐったりしている
  • 呼びかけに反応しない、意識が朦朧としている
  • 高熱が4日以上続く
  • 尿の量が極端に少ない、または顔や体がむくんでいる
  • 発疹が急速に広がる、強いかゆみを伴う
  • 関節の痛みや腫れがある

当院では、迅速検査キットで10分程度で溶連菌の診断が可能です。早期診断・早期治療が大切です。

 

自宅でできるケアと感染拡大を防ぐポイント

 

お子さんが溶連菌と診断されたら、ご家庭でのケアも重要です。喉の痛みが強いため、食欲が落ちてしまうこともありますが、脱水にならないよう、水分補給をしっかり行いましょう。喉に刺激の少ない、プリンやゼリー、おかゆ、スープなどがおすすめです。熱がある場合は、体を冷やしすぎないように、衣類や室温を調節してあげてください。

また、溶連菌は飛沫感染や接触感染で広がります。家族間の感染を防ぐために、以下の点に注意しましょう。

  • こまめな手洗い、うがいを徹底する
  • タオルや食器の共用は避ける
  • 咳やくしゃみをする際はマスクを着用する、またはティッシュや腕で口と鼻を覆う
  • 家族に症状が出た場合は、早めに医療機関を受診する

抗菌薬を飲み始めて24時間程度で感染力はほとんどなくなりますが、自己判断で服用を中断せず、医師の指示通り最後まで飲み切ることが大切です。

 

登園はいつからOK?保育園・幼稚園に伝えるべきこと

 

お子さんが溶連菌に感染した場合、気になるのが「いつから登園していいの?」という点ですよね。溶連菌感染症は学校保健安全法で「第三種学校伝染病」に指定されており、保育園や幼稚園への登園には制限があります。

一般的に、適切な抗菌薬治療を開始してから24時間以上経過し、発熱などの症状が改善していて、元気であれば登園可能とされています。ただし、保育園や幼稚園によっては「登園許可証」の提出を求められる場合がありますので、必ず事前に園に確認するようにしてください。

お子さんが溶連菌と診断された場合は、必ず園に連絡し、感染拡大防止のためにも、指示に従って適切な対応をお願いいたします。

 

溶連菌は繰り返す?予防のポイントは?

 

溶連菌は一度かかっても、違う型の菌に感染することで何度も罹患することがあります。そのため、日頃からの予防が大切です。手洗いうがいを習慣づけることはもちろん、バランスの取れた食事や十分な睡眠で免疫力を高めることも重要です。

また、ご家族の中に溶連菌の症状が出た方がいる場合は、症状がなくても兄弟や周りの方が感染している可能性もあります。ご心配な場合は、遠慮なく当院にご相談ください。定期的な健康チェックも、お子さんの健やかな成長には欠かせません。

 

まとめ

 

お子さんの喉の痛みや熱は、保護者の方にとって大きな心配の種です。特に溶連菌は、風邪と似ているからこそ、適切な対応が求められます。岡山市南区の皆様が安心して子育てができるよう、当院「にじいろクリニック」は、お子さんのどんな小さな症状でも、親身になって診療いたします。一人で抱え込まず、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。お子さんの元気な笑顔のために、私たちも全力でサポートさせていただきます。

岡山市南区でも相談増加中|年齢とともに上がる血圧、生活習慣で下げるには

「最近、なんとなく体がだるい」「健康診断で血圧が高いと言われたけれど、自覚症状がないから大丈夫かな?」皆様ももしかしたらそんな風に感じていらっしゃるかもしれませんね。年齢を重ねるにつれて血圧が少しずつ上がっていくのは、多くの方が経験することです。特に自覚症状がないと、ついつい受診を後回しにしてしまいがちですが、高血圧は心臓病や脳卒中など、様々な病気の原因となることがあります。このブログでは、岡山市南区の皆さんの健やかな毎日をサポートするため、年齢とともに気になる血圧と、日々の生活習慣でできる改善策について、分かりやすくお伝えしていきます。

その「ちょっとした不調」、もしかして血圧のサインかも?
「疲れているだけかな」「年のせいかな」と感じる、漠然とした不調。実はそれが、高血圧の初期症状として現れていることがあります。例えば、朝起きた時に頭が重い、肩こりがひどい、めまいを感じることがある、といった症状です。皆さんの生活を拝見すると、お仕事や家事、子育てなど、日々忙しく過ごされている方が多いのではないでしょうか。ストレスや睡眠不足、食生活の乱れは、知らず知らずのうちに血圧に影響を与えていることがあります。自覚症状がないからといって放置せず、ご自身の体からのサインに耳を傾けてみてください。早期に気づくことが、健康な未来への第一歩となります。

食卓にも潜む?血圧を上げる意外な落とし穴
私たちの食生活は、血圧に大きな影響を与えます。特に、塩分の摂りすぎは高血圧の大きな原因の一つです。岡山市南区は海の幸も豊かで、新鮮な魚介類が手に入りやすい地域ですが、加工品や調味料には意外と多くの塩分が含まれていることがあります。また、外食やコンビニエンスストアの利用が多い方もいらっしゃるかもしれません。知らず知らずのうちに塩分を摂りすぎてしまっているケースも少なくありません。例えば、ラーメンの汁を全部飲んだり、漬物をたくさん食べたり、といった習慣はありませんか?まずは、普段の食生活を見直すことから始めてみましょう。少しの意識改革が、血圧の改善に繋がります。

忙しい毎日でもできる!手軽に始める「ゆる運動」のススメ
「運動しなきゃとは思っているけれど、なかなか時間が取れない…」そんな声をよく聞きます。しかし、血圧を下げるためには、特別な激しい運動をする必要はありません。大切なのは、毎日少しずつでも体を動かす習慣を身につけることです。例えば、岡山市南区の自然豊かな場所を散歩してみたり、通勤で一駅分歩いてみたり、エレベーターではなく階段を使ってみたり。日々の生活の中に、意識的に「体を動かす時間」を取り入れてみましょう。ウォーキングや軽いストレッチなど、ご自身のペースで続けられる「ゆる運動」から始めるのがおすすめです。継続することで、心臓や血管の健康が保たれ、血圧の安定に繋がります。

ストレスと睡眠の質改善が血圧に効くワケ
現代社会において、ストレスは避けて通れないものです。仕事や人間関係、家庭の事情など、様々な要因でストレスを感じることは少なくありません。過度なストレスは、自律神経のバランスを乱し、血圧を上げてしまう原因となります。また、睡眠不足も血圧に悪影響を及ぼします。寝不足の状態が続くと、体は常に緊張状態となり、血圧が上がりやすくなるのです。皆様も、忙しい日々の中でストレスを抱えたり、十分な睡眠が取れていなかったりすることはありませんか?趣味の時間を作ったり、リラックスできる入浴法を試したり、寝る前のスマートフォン操作を控えたりするなど、ストレスを軽減し、質の良い睡眠を取るための工夫をしてみましょう。

岡山市南区のかかりつけ医として、あなたの血圧をサポートします
血圧が高いと言われても、「どこに相談すればいいのか分からない」「病院に行くのは気が引ける」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、高血圧は早期発見・早期治療が非常に重要です。当クリニックでは、岡山市南区の皆さんが安心して健康相談ができるよう、丁寧な問診と分かりやすい説明を心がけています。生活習慣の改善に関するアドバイスはもちろんのこと、必要であれば適切な治療法をご提案し、皆さんの健康を総合的にサポートいたします。不安なことや気になることがあれば、どんな些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。

まとめ:

血圧は年齢とともに上がりやすくなるものですが、日々の生活習慣を見直すことで、その上昇を抑えたり、改善したりすることが可能です。岡山市南区の皆さん、もし「血圧が高いかも?」と気になったら、まずはご自身の食生活や運動習慣、ストレス、睡眠を見直してみましょう。そして、不安を感じたら、一人で抱え込まずに、ぜひ当クリニックにご相談ください。地域の皆さんの健やかな毎日を、にじいろクリニックは全力でサポートさせていただきます。

岡山市南区でも流行中!子どもの夏風邪、症状と受診の目安を解説

梅雨明けが宣言され、暑さが本格的になりそうですね。保育園へ4月から登園を始めたお子さまも保育園に慣れてきた頃かなと思われますが、それと同時にずっと風邪をひいているような気がすると悩まれている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。岡山市南区でも流行がみられている夏風邪について、症状の特徴から受診の目安、お家でのケアまで、詳しくお話ししていきます。

 

夏風邪ってどんな病気?

 

「夏風邪」と一口に言っても、実は様々なウイルスが原因で起こる病気の総称です。代表的なものには、ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)などがあります。これらのウイルスは、湿度の高い夏場に活発になりやすく、お子さんたちの間で感染が広がりやすいという特徴があります。冬の風邪が鼻水や咳、喉の痛みといった呼吸器症状が中心なのに対し、夏風邪は高熱やのどの痛み、発疹、下痢や嘔吐といった消化器症状を伴うことが多いのが特徴です。特に小さなお子さんは、体力の消耗も早く、脱水になりやすいので注意が必要です。岡山市南区でも、保育園や幼稚園、小学校で感染が広がるケースが見られますので、流行状況に合わせた対策が大切になります。

 

熱だけじゃない! 夏風邪の代表的な症状と見分け方

 

夏風邪の症状は原因となるウイルスによって異なりますが、いくつか代表的な症状があります。

  • ヘルパンギーナ: 突然の38℃以上の高熱と、喉の奥にできる小さな水ぶくれ(水疱)が特徴です。水疱が破れると強い痛みを伴うため、食事が摂りにくくなることがあります。
  • 手足口病: 口の中や手足に水疱性の発疹ができるのが特徴です。熱は出ないこともありますが、発熱を伴う場合もあります。特に手のひらや足の裏にできる発疹は、かゆみや痛みを伴うことがあります。
  • プール熱(咽頭結膜熱): 発熱、のどの痛み、目の充血(結膜炎)が三大症状です。目やにが多くなったり、目の痛みやゴロゴロ感が続くこともあります。プールを介して感染が広がりやすいことからこの名前がついていますが、タオルや飛沫感染でも広がります。

これらの症状が見られた場合は、単なる「風邪かな?」と自己判断せず、夏風邪の可能性も考慮してあげてください。お子さんの様子をよく観察し、症状の変化に気づいてあげることが大切です。

 

「この症状は受診のサイン!」 緊急度を見極めるポイント

 

お子さんの体調不良は心配の種ですが、全ての症状で慌てて受診する必要はありません。しかし、以下のような症状が見られる場合は、早めに小児科を受診することをおすすめします。

  • ぐったりして元気がない、意識が朦朧としている
  • 水分が全く摂れず、おしっこの量が著しく少ない(脱水の兆候)
  • 38.5℃以上の高熱が3日以上続く
  • 呼吸が苦しそう、ゼーゼーと苦しい呼吸をしている
  • 嘔吐や下痢が頻回で、顔色が悪い
  • けいれんを起こした、いつもと様子が明らかに違う

特に小さな赤ちゃんや基礎疾患のあるお子さんの場合は、症状の悪化が早いため、少しでも気になることがあれば迷わずご相談ください。夜間や休日で心配な場合は、夜間・休日診療所の利用や、♯8000の小児救急医療電話相談の活用も検討しましょう。

 

お家でできること! 夏風邪中の過ごし方とケアのポイント

 

夏風邪はウイルス性の病気なので、特別な治療薬はありません。症状を和らげながら、お子さん自身の免疫力で治していくことが基本となります。お家でできるケアとしては、以下の点が挙げられます。

  1. 水分補給をこまめに: 高熱や下痢、嘔吐で脱水になりやすいので、少量ずつでもこまめに水分を与えましょう。経口補水液や麦茶、薄めのイオン飲料などがおすすめです。
  2. 消化の良い食事を: 熱が高い時やのどが痛い時は、ゼリーやプリン、おかゆ、うどんなど、消化しやすく喉ごしの良いものを選びましょう。無理に食べさせる必要はありませんが、栄養が偏らないように工夫しましょう。
  3. 安静にする: 熱がある時は無理に遊ばせず、ゆっくり休ませることが大切です。
  4. 室温・湿度を快適に: 暑すぎず、寒すぎない室温(25~28℃程度)を保ち、湿度も50~60%程度に保つと過ごしやすくなります。
  5. 清潔を保つ: 感染拡大を防ぐためにも、手洗いをしっかり行い、タオルの共有は避けましょう。

症状が改善してきたら、少しずつ元の生活に戻していきましょう。無理は禁物です。

 

いつから登園・登校できる? 迷った時の判断基準

 

夏風邪にかかったお子さんが、いつから保育園や幼稚園、学校に登園・登校できるのかは、保護者の方が最も悩むポイントの一つではないでしょうか。夏風邪は学校保健安全法で定められた「学校感染症」に含まれない場合が多いですが、感染拡大を防ぐためにも、体調が完全に回復するまでは登園・登校を控えるのが基本です。

一般的には、

  • 解熱後24時間以上が経過し、平熱が続いていること
  • 咳や鼻水などの症状が落ち着いていること
  • 食欲があり食事が摂れること

などが目安となります。ただし、症状の種類や重症度、園や学校の方針によって判断が異なる場合がありますので、心配な場合は、かかりつけの小児科医や園・学校に相談して判断するようにしましょう。

 

まとめ

 

岡山市南区でも流行が見られる夏風邪は、冬の風邪とは異なる症状が出ることが多く、保護者の方も戸惑うことがあるかもしれません。しかし、症状の特徴を理解し、適切なタイミングで受診すること、そしてお家でのケアをしっかりと行うことで、お子さんの回復をサポートすることができます。

もしお子さんの体調で気になること、心配なことがあれば、一人で抱え込まず、いつでもにじいろクリニックにご相談ください。地域のお子さんたちが健やかに夏を過ごせるよう、全力でサポートいたします。

 

岡山市南区在住の方必見|「疲労感」それって糖尿病の初期症状かも?

「最近、なんだか疲れやすいな…」「前はもっと元気だったのに…」岡山市南区にお住まいの皆さま、そんな漠然とした疲労感に悩まされていませんか?日々の忙しさの中で、ついつい「歳のせいかな」「寝不足かな」と片付けてしまいがちなそのだるさ、実は、体のサインかもしれません。特に、糖尿病の初期には、はっきりとした自覚症状が少ない中で「疲労感」が前面に出ることが少なくありません。このブログでは、皆さんが感じているその疲労感が、もしかしたら糖尿病と関連しているかもしれない可能性と、早期発見・早期対策の重要性について、地域に根差した「にじいろクリニック」の視点から優しくお伝えしていきます。

「なんとなく体が重い」と感じたら要注意!糖尿病と疲労感の意外な関係

「朝起きるのがつらい」「仕事中に集中力が続かない」「ちょっと動くと息切れがする」など、日常的に感じる疲労感は、多くの方が経験することでしょう。しかし、その疲労感が慢性的に続き、十分な休息をとっても改善しない場合、体の内部で何らかの異変が起きている可能性があります。特に糖尿病の場合、初期の段階では血糖値が高くても、痛みや発熱といった分かりやすい症状が出にくいため、この「疲労感」が唯一のサインであることも珍しくありません。体内で糖がうまくエネルギーに変換されず、細胞が栄養不足の状態になることや、高血糖によって血管が傷つき、全身の血行が悪くなることなどが、疲労感として現れるのです。岡山市南区で多忙な日々を送る皆さんにとって、この見過ごしがちなサインに気づくことが、ご自身の健康を守る第一歩となります。

岡山市南区で増加中?見落としがちな生活習慣と糖尿病リスク

岡山市南区は、豊かな自然と都市の利便性が調和した住みやすい地域です。しかし、近年は食生活の欧米化や運動不足など、生活習慣の変化から糖尿病のリスクが高まっている方も少なくありません。例えば、仕事終わりの外食が増えたり、休日は家で過ごすことが多かったりしませんか?また、車での移動が多くなり、日常生活での運動量が減っている方もいらっしゃるかもしれません。これらの習慣は、知らないうちに血糖値の上昇を招き、糖尿病への道をたどる可能性があります。特に「疲労感」は、体からのSOSサインです。高カロリーな食事、不規則な睡眠、ストレスの多い生活は、血糖コントロールを乱し、疲労感をさらに悪化させる悪循環を生み出します。地域に根差したクリニックとして、岡山市南区の皆さんの生活パターンを考慮した上で、どのような習慣がリスクとなるのかを具体的に考えていくことが大切です。

疲労感に加えてこんな症状があれば危険信号!糖尿病チェックリスト

疲労感以外にも、糖尿病の初期症状として見られるサインがいくつかあります。「最近、やけに喉が渇く」「トイレに行く回数が増えた」「食べる量は変わらないのに痩せてきた」「手足がしびれることがある」「小さな傷が治りにくい」といった症状に心当たりはありませんか?これらはすべて、高血糖によって引き起こされる可能性のある症状です。特に、これらの症状が複数重なって現れている場合は、糖尿病の可能性がさらに高まります。疲労感が慢性的で、上記のような症状が一つでも当てはまる場合は、自己判断せずに医療機関を受診することが非常に重要です。早期に糖尿病を発見し、適切な治療を開始することで、将来の合併症のリスクを大幅に減らすことができます。

検査は怖くない!にじいろクリニックで安心の糖尿病スクリーニング

「病院に行くのはちょっと…」と躊躇している方もいらっしゃるかもしれません。しかし、糖尿病の診断は簡単な血液検査で可能です。空腹時血糖値、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)といった項目を調べることで、過去1~2ヶ月間の血糖の状態を把握することができます。にじいろクリニックでは、皆さまが安心して検査を受けられるよう、丁寧な説明とサポートを心がけています。もし検査の結果、血糖値が高いと診断された場合でも、ご安心ください。初期の糖尿病であれば、食事療法や運動療法といった生活習慣の改善だけで、血糖値を正常に保つことができるケースも少なくありません。大切なのは、自分の体の状態を知り、一歩を踏み出すことです。

疲労感を和らげるために|今日からできる生活習慣改善のヒント

もし疲労感が慢性的に続いているなら、糖尿病の可能性を考慮しつつ、まずは日々の生活習慣を見直すことから始めてみましょう。ポイントは以下の3つです。

  1. バランスの取れた食事: 炭水化物の摂りすぎに注意し、野菜や食物繊維を積極的に摂りましょう。特に、早食いは血糖値を急上昇させる原因になりますので、ゆっくりよく噛んで食べることを意識してください。
  2. 適度な運動: ウォーキングや軽いジョギングなど、無理なく続けられる運動を日々の生活に取り入れましょう。食後の軽い運動は、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
  3. 十分な睡眠とストレス管理: 睡眠不足やストレスは、血糖コントロールを乱す大きな要因となります。質の良い睡眠を心がけ、リラックスできる時間を作ることも大切です。

これらは糖尿病の予防だけでなく、すでに診断された方の血糖管理にも非常に効果的です。焦らず、ご自身のペースで、できることから少しずつ始めてみましょう。

まとめ

「疲労感」は、多忙な現代社会において誰もが感じやすい症状ですが、それが慢性的に続く場合は、糖尿病のサインである可能性も十分に考えられます。特に岡山市南区にお住まいの皆さん、日々の生活習慣と照らし合わせながら、ご自身の体の声に耳を傾けてみてください。もし不安を感じたり、「もしかして…」と思ったら、ためらわずに「にじいろクリニック」にご相談ください。地域のかかりつけ医として、皆さまの健康をサポートできるよう、いつでもお待ちしております。


岡山市南区の保護者へ|アレルギーと診断されたら?

はじめに

お子さんがアレルギーと診断された時、保護者の方は「これからどうすれば良いの?」「食事はどうなるの?」「学校生活は大丈夫?」など、様々な不安を抱かれることと思います。特に岡山市南区では、季節の変わり目や環境の変化でアレルギー症状を訴えるお子さんも少なくありません。当院にも、アレルギーについてご相談にいらっしゃる方が多く、そのお気持ちはよく分かります。このブログでは、お子さんがアレルギーと診断された保護者の皆様が、少しでも安心して日々を過ごせるよう、アレルギーとの付き合い方について、小児科医の視点から分かりやすくお伝えしていきます。

アレルギー診断、その後の第一歩

お子さんがアレルギーと診断されたら、まず最初に何をするべきか、悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。アレルギーの診断は、血液検査や皮膚テストなどによって行われますが、大切なのは「何にアレルギーがあるのか」を正確に把握することです。食物アレルギーであれば、原因となる食物を避けることが基本となりますが、むやみに除去しすぎると栄養不足につながることもあります。

当院では、診断結果に基づき、お子さん一人ひとりのアレルギーの種類や程度に合わせた具体的なアドバイスを行っています。例えば、卵アレルギーの場合でも、加熱の程度によって食べられる場合もありますし、ごく微量であれば問題ないこともあります。自己判断で除去食を進めるのではなく、必ず専門医の指導のもとで、必要最小限の除去を行うことが重要です。

また、アレルギーは一度診断されたら終わりではありません。成長とともに症状が改善したり、逆に悪化したりすることもあります。定期的な受診でアレルギーの状態を確認し、食事内容や生活習慣の見直しを行うことが、お子さんの健やかな成長をサポートする上で非常に大切になります。

食べられないだけじゃない!アレルギーの種類と症状

アレルギーと聞くと、食物アレルギーを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、アレルギーには様々な種類があり、症状も多岐にわたります。

代表的なアレルギーとしては、

  • 食物アレルギー: 卵、牛乳、小麦、ピーナッツなどが主な原因。じんましん、嘔吐、下痢、咳、呼吸困難など、様々な症状が現れます。
  • アトピー性皮膚炎: 皮膚のバリア機能が低下し、乾燥やかゆみが慢性的に続く状態。湿疹や赤みが見られます。
  • 気管支ぜんそく: 気道が炎症を起こし、狭くなることで、咳や「ヒューヒュー」という喘鳴、息苦しさが起こります。夜間や運動後に悪化しやすい傾向があります。
  • アレルギー性鼻炎・結膜炎: 花粉やハウスダストが原因で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血などが起こります。

これらのアレルギーは、単独で現れることもあれば、複数組み合わさって症状が出ることもあります。例えば、アトピー性皮膚炎のお子さんが食物アレルギーも持っていたり、ぜんそくの発作中にアレルギー性鼻炎の症状も強くなったりすることもあります。

お子さんのアレルギーの種類を理解し、どのような症状が、どのような状況で出やすいのかを知っておくことが、適切なケアにつながります。

自宅でできるアレルギーケア:知っておきたい3つのポイント

アレルギーと診断されても、ご家庭でできるケアはたくさんあります。日々の生活の中で実践できる具体的なポイントを3つご紹介します。

  1. 原因物質の除去と環境整備: 食物アレルギーの場合は、原因となる食品を避けることが基本です。誤食を防ぐため、食品表示をよく確認し、調理器具の使い分けにも注意しましょう。ハウスダストやダニが原因のアレルギーの場合は、こまめな掃除、換気、寝具の清潔保持が重要です。エアコンのフィルター掃除も忘れずに行いましょう。
  2. スキンケアの徹底: アトピー性皮膚炎の場合は、保湿が何よりも大切です。入浴後はすぐに保湿剤を塗る習慣をつけましょう。乾燥は皮膚のバリア機能を低下させ、アレルゲンの侵入を許しやすくなります。かゆみが強い場合は、医師の指示のもとで適切なかゆみ止めを使用することも検討します。
  3. 症状を記録する習慣: どんな時に、どんな症状が出たのかを記録しておくと、アレルギーの状態を把握しやすくなります。食事内容、活動内容、天候なども記録しておくと、原因特定や今後の治療方針に役立ちます。スマートフォンアプリなども活用できますので、ぜひ試してみてください。

これらのケアを継続することで、アレルギー症状の悪化を防ぎ、お子さんが快適に過ごせるようサポートすることができます。

登園・登校でのアレルギー対応:先生との連携がカギ

お子さんがアレルギーを持っている場合、幼稚園や保育園、学校での生活について不安を感じる保護者の方も多いことでしょう。特に給食やおやつ、運動会などのイベントでのアレルギー対応は、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。

まず、入園・入学前に、必ず園や学校にアレルギーがあることを伝え、医師の診断書やアレルギー指示書を提出しましょう。そして、具体的なアレルゲン、症状、緊急時の対応(エピペン使用の有無など)について、担任の先生や養護教諭と細かく情報共有することが重要です。

園や学校によっては、アレルギー対応マニュアルが整備されている場合もありますので、確認しておきましょう。給食のアレルギー対応については、代替食の有無や、お弁当を持参する場合のルールなどを事前に話し合っておくと安心です。

また、周囲のお子さんにもアレルギーについて理解してもらうために、園や学校側と協力して啓発活動を行うことも有効です。ただし、アレルギーは個人情報でもあるため、どこまで共有するかは慎重に検討しましょう。

地域によっては、アレルギー対応に慣れている施設とそうでない施設があります。岡山市南区の各施設においても状況は様々ですので、早めに相談し、お子さんが安心して過ごせる環境を整えるようにしましょう。

こんな時は小児科へ!受診の目安とタイミング

アレルギー症状は、軽度なものから重篤なものまで様々です。「これは病院に行くべき?」と迷った時は、以下の点を参考に受診を検討しましょう。

  • いつもと違う症状が出た時: じんましんが全身に広がる、顔が腫れる、呼吸が苦しそうになるなど、普段見られない症状が現れた場合はすぐに受診が必要です。
  • 症状が急激に悪化している時: 咳が止まらない、喘鳴がひどくなる、皮膚のかゆみが強くて眠れないなど、症状が悪化していると感じたら早めに受診しましょう。
  • アナフィラキシーの疑いがある時: 複数の臓器に症状が現れる(例:全身のじんましんと嘔吐、呼吸困難)場合は、アナフィラキシーの可能性があります。一刻を争うため、すぐに救急車を呼ぶか、緊急性の高い医療機関を受診してください。
  • 自宅ケアで改善しない時: 保湿や環境整備などの自宅ケアを続けても、症状がなかなか改善しない場合は、治療内容の見直しが必要かもしれません。
  • 診断・相談を希望する時: アレルギーの疑いがある場合や、アレルギーについて詳しく知りたい、今後の対応について相談したいという場合も、お気軽にご来院ください。

特に小さなお子さんは、症状を言葉でうまく伝えられないことがあります。保護者の方が「いつもと違う」「なんだかおかしい」と感じたら、迷わず小児科を受診してください。岡山市南区にお住まいの皆様が、いつでも安心してご相談いただけるよう、当院は地域のかかりつけ医として皆様をサポートいたします。

まとめ

お子さんがアレルギーと診断された時、戸惑いや不安を感じるのは当然のことです。しかし、適切な知識と対策があれば、お子さんはアレルギーと上手に付き合いながら健やかに成長することができます。当院は、岡山市南区にお住まいの皆様にとって、いつでも頼れる身近な小児科でありたいと考えております。何か心配なこと、疑問に思うことがありましたら、一人で抱え込まず、いつでもお気軽にご相談ください。お子さんとご家族の笑顔のために、私たちが全力でサポートさせていただきます。

特別診察室(発熱外来)の入り口が変わりました!

当院は、風邪症状や感染性の疾患が疑われる方は、特別診察室の別室(個室)をご案内しております。
ゴールデンウイークに特別診察室の改修工事を行い、以前の入り口とは場所が変わっています。

内科・小児科の患者様ともに、同じ入り口となります。

御来院されましたら風邪症状がある方も、通常の受付で受付をお願いします。

こちらも改修し以前と少し変わっており、床がグレーの部分は土足でお入りいただけるようになりました。
小児科の患者様はスリッパに履き替えず、土足のまま受付をしてください。
(風邪症状以外の通常の小児科受診の方は、これより先でスリッパに履き替えてください)

受付をされましたら、受付よりお部屋の番号のカードをお渡しいたしますので、
そちらをお持ちになって特別診察室へご移動をお願いします。
(お部屋がまだ空いていない場合は、呼び出しベルをお渡しするので、お車で待機をお願いします)

駐輪場を過ぎて右側の扉が、特別診察室の入り口です。

インターホンがありますので、押していただき、応答がなくてもお入りください。

中に入られましたら、スリッパに履き替えてお待ちください。
スタッフがお部屋へご案内いたします。

気温の寒暖差で体調を崩されている方もいらっしゃると思います。
健康が一番ですが、体調を崩された際でも、
安心してご受診くださいね。