働き盛り世代に警告!自覚症状のない高血圧の怖さとは?

仕事に家事に、毎日忙しく過ごしている30~60代の皆様、最近の健康診断の結果はいかがでしたか?「血圧が高め」という判定が出ても、肩こりや頭痛などの自覚症状がないと、つい「まだ大丈夫」と後回しにしてしまいがちです。しかし、高血圧は静かに進行し、ある日突然大きな病気を引き起こす「サイレントキラー」と呼ばれています。今回は、地域の皆様の健康を守る視点から、高血圧の真の怖さをお伝えします。


1. 「どこも痛くないから大丈夫」が一番危ない?高血圧が“サイレントキラー”と呼ばれる理由

高血圧の最も厄介な点は、血圧がかなり高い数値であっても、本人にはほとんど自覚症状がないことです。痛みや苦しさがあればすぐに病院へ行きますが、何も感じないために「自分は健康だ」と誤解してしまう方が少なくありません。

しかし、その間も血管には常に強い圧力がかかり続けています。例えるなら、古い水道管に常にパンパンに水を流しているような状態です。血管の壁は少しずつダメージを受け、硬くなり、ボロボロになっていきます。これが「動脈硬化」です。症状が出てから受診したときには、すでに血管の老化がかなり進んでいた…というケースも珍しくありません。元気に働き続けるためにも、「無症状=健康」ではないことを知っておく必要があります。

2. 生活習慣に潜む落とし穴?車社会と濃いめの味付けに要注意

私たちの住む岡山市は、利便性が高く住みやすい地域ですが、一方で「車社会」という側面もあります。買い物や通勤も車がメインになりやすく、意識しないと歩行距離が極端に短くなりがちです。運動不足は肥満を招き、血圧を上げる大きな要因となります。

また、岡山県民は意外とお酒を好む方や、醤油ベースの濃い味付け、練り物などの塩分が高い食品を好む傾向があります。「仕事終わりの一杯とラーメン」が習慣になっていませんか?塩分の摂りすぎは、血液中の水分量を増やし、血圧を押し上げる直接的な原因になります。地域の美味しいものを楽しみつつも、味付けを少し工夫したり、児島湾締切堤防付近などを軽く散歩したりするなど、南区ならではのライフスタイルに合わせた見直しが重要です。

3. 働き盛りを襲う突然の異変。高血圧が引き起こす「人生を変える病気」のリスク

30代から60代は、職場でも家庭でも責任が重く、最も充実している時期です。そんな時期に高血圧を放置していると、ある日突然、脳卒中(脳梗塞や脳出血)や心筋梗塞といった命に関わる病気が襲ってくるリスクが高まります。

これらの病気は、命が助かったとしても、その後の生活に大きな麻痺や後遺症を残すことがあります。昨日まで元気に働いていた人が、突然倒れて介護が必要になる…という厳しい現実を、私たちは内科医として数多く見てきました。「まだ若いから」「体力には自信があるから」という過信は禁物です。血管を守ることは、あなた自身のためだけでなく、あなたを支える大切な家族の笑顔を守ることにも繋がります。今、血圧をコントロールすることは、未来への最大の投資なのです。

4. 病院へ行く前に家庭でできること。まずは「血圧計」をリビングの主役に!

「血圧が高いかも」と思ったら、まずはご自宅で血圧を測る習慣をつけてみましょう。病院で測ると緊張して数値が上がってしまう「白衣高血圧」の方も多いため、リラックスした自宅での数値は非常に重要な診断材料になります。

家庭での血圧測定のポイント3選:

  1. 決まった時間に測る: 起床後1時間以内(トイレの後)と、寝る前の2回が理想です。

  2. 座って1〜2分安静にする: バタバタ動いた直後ではなく、落ち着いてから測りましょう。

  3. 記録をつける: 数値の変動をノートやアプリにメモしておくと、受診時にスムーズです。

最近の血圧計は操作も簡単で、手首式よりも上腕(腕を通すタイプ)の方が正確に測りやすいと言われています。まずは「今の自分の状態」を数字で把握することから始めてみてください。

5. にじいろクリニックが提案する「無理のない」血圧管理と受診のタイミング

「受診したらすぐに強い薬を飲まされるのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、当院ではいきなり薬を出すことだけが治療とは考えていません。まずは患者様のライフスタイルを詳しく伺い、食事や運動の工夫など、無理なく続けられる生活改善から一緒に取り組んでいきます。

受診の目安としては、家庭血圧で上が135mmHg以上、または下が85mmHg以上が続く場合です。また、健康診断で「要再検査」や「要精密検査」と出た方は、症状がなくても一度ご相談ください。岡山市南区の「にじいろクリニック」では、お仕事帰りの方や、忙しい世代の皆様がリラックスして相談できる環境を整えています。深刻な事態になる前に、まずは健康の答え合わせをするような気持ちで、お気軽にドアを叩いてください。


まとめ

高血圧は自覚症状がないからこそ、早めの気づきと対策が何よりの薬になります。皆様が10年後も20年後も元気に自分らしい生活を送れるよう、私たち「にじいろクリニック」が全力でサポートいたします。少しでも不安を感じたら、一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。地域のかかりつけ医として、あなたの健康を一緒に守っていきましょう。