投稿者「nijiiro-blog」のアーカイブ

甲殻類アレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『甲殻類』についてです。

離乳食開始のポイントについては、4月19日(金)に記載しております。
良ければご参照ください。

甲殻類の栄養素は『良質な動物性たんぱく質・カルシウム・鉄・亜鉛などのミネラル類・ビタミンなど』です。

▷▷離乳食完了期にあたる1歳〜1歳6ヶ月頃から加熱処理をしたものを与えても良いとされる

▷▷生の甲殻類に関しては3歳以降での開始が目安とされる
  
▷▷エビにアレルギー症状がある場合、高い確率でカニに対してもアレルギー症状が出現することが多い
  
▷▷軟体動物とされるイカやタコ、貝類でもアレルギー症状が出現する可能性もあるがその割合としては低い

▷▷運動することが誘発となりアレルギー症状が出現する原因食物としての割合が高い

▷▷食品表示法に基づき工場などで作られる加工食品などは原材料にエビやカニが表記されている

▷▷調味料にエキス成分として含まれている場合もある

▷▷甲殻類にアレルギーがある場合、食べられるようになる可能性は低いとされる
  
本日までに掲載しました食物に関しては、特定原材料に指定されており、アレルギー症状が多いとされる食物です!
しかし、アレルギーは個人差がありますので、どの食物に関しても不用意に避けず、
『まずは食べてみる』ということを基本にしていただければと思います。
お子さまの食生活がより豊かになりますようサポートさせていただけたらと思います。
食物アレルギー

Screenshot

そばアレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『そば』についてです。

離乳食開始のポイントについては、4月19日(金)に記載しております。
良ければご参照ください。

そばアレルギーについて
▷▷日本でのそばの消費量は諸外国と比べて多く、幼児以降で食物アレルギーの原因として報告されることが多い
▷▷特に注意が必要な食品として、加工食品中においてもアレルギー表示が義務づけられている
▷▷卵・牛乳・小麦と比べて他の食品よりも微量な摂取であっても、アナフィラキシーショックのような重篤な症状を引き起こしやすいため注意が必要
▷▷そばは麺以外にも、五穀米などの雑穀としてまた和菓子やお茶、焼酎などの原材料として使われることがある
★おもに下記の料理や食品に気をつける
・そば(調理方法を問わない。カップ麺も含む。)、冷麺、そば粉
・五穀米、雑穀米
・そば茶、そば焼酎
・そば粉を使った和菓子・洋菓子(そばぼうろ、そば粉クレープ、そば粉ガレット、そばもち、そば粉クッキー、そば粉シフォンケーキ・パウンドケーキなど)

何か症状が出た場合早めに受診してください。

食物アレルギー

落花生(ピーナッツ)アレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『落花生(ピーナッツ)』についてです。
離乳食開始のポイントについては、4月19日(金)に記載しております。
良ければご参照ください。 
落花生(ピーナッツ)について
落花生(ピーナッツ)の栄養素は『抗酸化作用があるビタミンE・肌のダメージ回復に役立つポリフェノールなど』です。
▷▷喉を詰まらせたりという危険もあるため低年齢の子どもさんには与える際には要注意
▷▷生や茹でて食べるよりもロースト処理された落花生の方がアレルギーが出やすい
▷▷微量の摂取でも症状が出現した際に重症なアレルギーが起こりやすい
▷▷落花生は豆類に含まれるが他の豆類(大豆やえんどう豆など)は食べられることが多い
▷▷木の実類(くるみやカシューナッツなど)のアレルギーとは異なる
▷▷食品表示法に基づいて落花生(ピーナッツ)は表記が義務付けられている
※購入時には表示を見て購入を
▷▷風味や隠し味として使用されていることもあるので注意が必要
食物アレルギー

ナッツ類のアレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『ナッツ類』についてです。
離乳食開始のポイントについては、4月19日(金)に記載しております。
良ければご参照ください。 

ナッツは『ビタミン』や『ミネラル』をバランスよく含む食材です。
ナッツとは、食用にできる種子が堅い殻に包まれたものを指します。
例えば、アーモンド、クリ、クルミ、ピスタチオ、ココナッツ、ヒマワリ、ギンナンなどが含まれます。ゴマやチアシードなどの小粒のものはナッツには含まれません。
近年の健康志向もありナッツ類を摂取する機会が多くなっていること、以前に比べて低年齢でナッツ類を摂取する機会が多くなっていることにより、ナッツ類は3歳〜6歳における初めてのアレルギーを起こす食物の第一位になっています。

▷▷本来ナッツ類としてひとくくりにすることはできないため、個々にアレルギーの有無を確認する
▷▷落花生(ピーナッツ)とは別の分類となる
▷▷ナッツ類は奥歯が生え揃わず、噛み砕く力や飲み込む力が不十分な低年齢の子供には、喉や器官に詰まらせるリスクがあるので与えないようにする
▷▷見た目では分からなくても、粉末やペーストになってお菓子やカレールー、ドレッシングなどに使用されていることもある
▷▷チョコ菓子や焼き菓子などにも使用されていることも多く、知らず知らずのうちに摂取しているお子様も多いと考えられる
▷▷くるみとカシューナッツはアレルギー表示の推奨品目ですが表示されない場合があるので注意が必要
▷▷ ナッツ類でのアレルギーは皮膚への症状だけでなく、呼吸困難など重い症状を引き起こす事がある

★令和7年4月1日から「くるみ」のアレルギー表示が義務付けられます!
★万が一、原因の食材を摂取した後で呼吸が苦しそう、ゼーゼーしているなどの症状がみられた場合は緊急性の高いアレルギー症状となります。
すぐに病院受診をしてください。
食物アレルギー

Screenshot

小麦アレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『小麦』についてです。
離乳食開始のポイントについては、4月19日(金)に記載しております。
良ければご参照ください。

小麦の栄養素は『食物繊維・たんぱく質・ビタミンなど』です。
▷▷離乳食の初期(生後5〜6ヶ月ごろ)から使用できる
※パン粥などでお子さんの反応を確認してから使用が望ましい

▷▷大麦やライ麦などの麦類でも症状がでることがある
※すべての麦類の除去が必要となることは少ない

▷▷卵とは異なり、加熱をしてもアレルギー症状の出やすさは変わらない

▷▷味噌や醤油などの調味料は作られる過程でアレルギー症状を引き起こすとされる物質が分解されるため除去が必要な人は少ない

▷▷麦茶は大麦が原材料のため除去が必要なことは稀(まれ)

▷▷お米やその他の雑穀類(ひえ、あわ、きび、たかきびなど)は摂取できる

▷▷お米を中心に小麦以外の食品をバランスよく摂取すれば栄養素不足は起こりにくい

▷▷小麦の代替品にお米や雑穀、とうもろこし粉を使用した商品がある
(パン・めん類など)
▷▷運動によって誘発されるアレルギーの原因食物として最も頻度が高い

小麦が使用できない場合の調理の工夫
・ルウ 
 米粉や片栗粉などのでんぷん、すりおろしたいもなどで代用
・揚げ物の衣
 コーンフレーク、米粉パンのパン粉や砕いた春雨で代用
・パンやケーキの生地
 米粉や雑穀粉、大豆粉、いも、おからなどで生地を作る     etc…

ほんとに『グルテンフリー』??
販売されている『米粉パン』にはアレルギーを引き起こす物質を含んだ物があるので食品表示やお店の方に確認して購入をしましょう。

ほんとに『小麦によるアレルギー』??
今ではご存知の方も多いことですが、開封済みの小麦粉やお好み焼き粉を常温で数ヶ月放置すると、袋内でダニが繁殖します。
その粉で作った食品を摂取することでアナフィラキシーを起こすことがあります。これは『ダニ』が原因である可能性があります。
対策: 粉はなるべく早く使い切る
   または保存する場合は密閉した容器に入れ、冷蔵庫内での保存をする
食物アレルギー

牛乳アレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『牛乳について』です。
離乳食開始のポイントについては、4月19日(金)に記載しております。
良ければご参照ください。

牛乳の栄養素は『カルシウム』です。
▷▷離乳食中期(生後7〜8ヶ月ごろ)から少量ずつ加熱牛乳やベビー用ヨーグルトを試す
▷▷チーズなどは種類により乳成分が濃縮されているため、少量摂取でもアレルギー症状が出やすい場合がある
▷▷卵とは異なり、加熱をしてもアレルギー症状の出やすさは変わらない
▷▷非加熱の牛乳の開始は1歳ごろが目安
▷▷市販の粉ミルクで、乳アレルギーに対応した種類がある
※医師の判断のもと使用を推奨!
▷▷乳成分を含まない商品も販売されている
  (シチューのルウなど)
▷▷年齢と共に摂取できるようになるお子さんの割合が高い
▷▷乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)と牛乳アレルギーは別物
▷▷カルシウム不足は発育や発達への影響もあるため、その他の食品でカルシウムを補う

牛乳以外のカルシウムを多く含んだ食品
▷大豆類(納豆・木綿豆腐など)
▷魚介類(しらす・さくらえびなど)
▷海藻(ひじきなど)
▷野菜(小松菜・モロヘイヤ・水菜など)
▷カルシウム強化した栄養機能食品

牛乳アレルギーの方が避ける必要のない食品
食品表示の中に紛らわしい表示があります。
◇乳化剤
◇乳酸カルシウム
◇乳酸菌
◇乳糖       etc…
例えば『乳化剤』は、混ざりにくい2つ以上の液体を乳液状にするための添加物です。
『乳』と付いていると誤解しやすいですが、“表示の内容を正しく理解する”ことも大切です。
食物アレルギー

鶏卵アレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『鶏卵について』です。

鶏卵アレルギーについてお話をする前に離乳食開始のポイントをお伝えします。
離乳食の開始は生後5〜6ヶ月頃と言われていますが、
▷首が座っていて寝返りができる
▷スプーンなどを口に入れても舌で押し出さなくなる
▷近くで食事をしていると目で追いかけたり、よだれが増える
などの発育状況や食事への興味が出てくると開始するポイントになります。
10倍のつぶし粥⇒すりつぶしたお野菜⇒お豆腐・白身魚などのタンパク質を少量から試します。
※発育や発達には個人差があるので、月齢はひとつの目安です!
※初めての食材を食べさせる時はお子さんの体調や機嫌が良く、平日の朝など何か症状が出ても病院が開いている時がおすすめです
(授乳・離乳の支援ガイド2019年版 参考)!

卵の栄養素は『タンパク質』です。
▷▷離乳食初期(生後5〜6ヶ月ごろ)から少量ずつ加熱卵黄から試す
▷▷加熱卵黄が1個分(Mサイズの卵:約15g)問題なく食べることができたら少量ずつ加熱卵白を試す
▷▷加熱時間が長く、加熱温度が高い調理法によりアレルギーを起こしにくくなる
(例:20分以上加熱したゆでたまご)
▷▷溶き卵や茶碗蒸しなどの半熟になりやすい食品はアレルギーが起こりやすい
▷▷年齢と共に食べることができるようになるお子さんの割合が高い
▷▷卵が食べられなくてもお肉やお豆腐・お魚などでタンパク質は補うことができる
▷▷ハンバーグのつなぎなどは片栗粉やジャガイモのすりおろしで代用ができる
▷▷最近は卵不使用の加工品(マヨネーズやハムなど)も販売されている

鶏卵アレルギーについてです。
・乳児期における食物アレルギーの原因の第1位
・卵黄よりも卵白でのアレルギーが起こりやすい
・加熱することによりアレルギー症状が出にくくなる
・うずらの卵でもアレルギー症状が出ることがある
・近年は卵黄摂取後、2~3時間経過した時に嘔吐症状がみられる『消化管アレルギー』タイプのアレルギーが増加している
食物アレルギー

食物アレルギーについて

『食物アレルギー』について皆さんも一度は聞いたことがありますよね。
当クリニックの竹本院長はアレルギー専門医であり、食物アレルギーを初め、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の診療を数多く経験されております。ホームページなどをご覧になり、当クリニックを受診してくださる方も増えてきております。
アレルギー疾患のひとつである食物アレルギーについてお話をしていきたいと思います 。
まず食物アレルギーの原因となりやすい食物について書きたいと思います。年齢により原因となりうる食物には違いがありますが、最近の特徴としては、低年齢での”くるみ”や”カシューナッツ”、 “アーモンド”などの『木の実類』が原因となることが増えています 。
昨今の健康志向により、木の実類を早くから摂取することも要因とされています。
また、クッキーやチョコレートに入っていて、知らないあいだに摂取していることもあります。
食品表示法に基づき食物アレルギーの原因となりやすい8大食物(鶏卵、牛乳、小麦、ナッツ類、落花生、そば、えび、かに)の表記は義務付けられていますが、お店内で作られて販売している、イベントに出店しているお店などで購入するものには表記がされていないことも多く、食物アレルギーがある方は注意が必要な場合があります 。よく勘違いされやすい落花生(ピーナッツ)は、ナッツ類とは別物で『豆類』に分類されます。
次回からは、8大原因食物についてそれぞれの特徴を順にまとめさせていただこうと思います。
食物アレルギー

おたふくかぜワクチンについて💉

当院では、各種予防接種を受けることができます。現在の定期予防接種は生後2ヶ月からが開始するのが一般的になっています。
一般的に、1歳になったら接種できるワクチンにおたふくかぜ(ムンプス)ワクチンがあります。おたふくかぜは、流行性耳下腺炎あるいはムンプスとも呼ばれ、ムンプスウイルスの感染によって起こる感染症です。主な症状は発熱と唾液腺(とくに耳下腺)の腫れ、痛みです。感染した人の約3割は感染しても明らかな症状がでません。感染するのは基本的には飛沫感染(唾液など)で、周囲の人に感染させる可能性がある期間は、耳下腺腫脹の6日前から耳下腺・顎下腺・舌下線の腫脹が発現してからほぼ5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで出席停止となりますが出席停止などに関する決まりはありません。
発症の好発年齢は4~5歳が最も多く、次いで2~3歳、6~7歳の順で、報告の約70%が3~7歳とされ、子どもに起こりやすい病気の1つであることが分かります。2~3週間の潜伏期(平均18日前後)とされます。合併症としては、精巣炎、卵巣炎、膵炎、腎炎、髄膜炎、髄膜脳炎および感音性難聴などがあります。思春期以降に初めて感染すると、精巣炎(20~40%)や卵巣炎(5%)の合併頻度が高くなり、精巣炎を合併した場合には様々な程度の睾丸萎縮を伴い、精子数は減少しますが不妊症の原因となるのは稀です。また、腺組織では唾液腺のほか膵臓に炎症を起こすことがあります。
髄膜炎は合併症として珍しくなく、おたふくかぜの経過中の発熱、頭痛、嘔吐は髄膜炎を疑う症状として注意が必要です。ただし、髄膜炎の症状がなくても髄液細胞数の増加がみられたり、ウイルスが検出されたりすることもあります。感音性難聴はおたふくかぜの重要な合併症で、発症すると聴力の回復は困難でおたふくかぜの合併症として最も警戒すべきものの1つと考えられています。
国内では4~6年周期で流行が報告されていましたが、ここ数年間流行はみられません。
おたふくかぜのワクチンは現在、定期接種のワクチンではなく、任意接種となっています。接種には料金がかかります。接種の標準的なスケジュールは、麻しん・風しん(MR)ワクチンと同時で、1回目は1歳になったら早期に、2回目を年長さんに接種するのを推奨しています。過去には1回で十分とされていましたが、1回のみ接種している国ではおたふくかぜの発症率予防が88%減少し、2回接種している国では発症率予防が99%まで上昇したことが分かっており、現在は2回接種することを推奨されています。
予防接種

画像元:日本小児科学会より抜粋

子宮頸癌ワクチンについて💉

当院では、各種予防接種を受けることができます。現在の定期予防接種は生後2ヶ月からが開始するのが一般的になっています。
小学校6年生から高校1年生の女性を対象にしたワクチンで、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンがあります。子宮頸癌は高リスク型(発癌性)のヒトパピローマウイルスが持続感染し、感染から数年から十数年の後に発症すると考えられています。ヒトパピローマウイルスの感染はほとんどが性的接触によるもので、性的接触によって子宮頸部粘膜に微細な傷が生じ、そこからウイルスが侵入して感染すると考えられています。感染すること自体は特別なことではなく、性交経験がある女性であれば誰でも感染する可能性があります。子宮頸癌は女性特有の癌としては、乳癌に次いで罹患率が高くなっていて、たとえ死に至らないまでも、ごく初期の癌を除いては子宮摘出となる可能性があり、その場合は妊娠や出産への影響はもちろん、排尿障害などの後遺症により日常生活に支障をきたすこともあります。また初期に診断を受け、円錐切除術などを受けた場合であっても、その後の妊娠では切迫早産や早産のリスクが高くなるといわれています。近年では20~30代で増加しているのが特徴です。なお子宮頸癌に関わるヒトパピローマウイルスの型は、国や地域によって多少の相違はありますが、およそ半数から3分の2がHPV16型と18型であるといわれています。
子宮頸癌だけでなくヒトパピローマウイルスの感染は、肛門癌、尖圭コンジローマ、外陰上皮内腫瘍・膣上皮内腫瘍などの癌も引き起こすとされます。誰が何を発症するかはわからないため、多くの人におけるワクチン接種によるHPV感染の予防、そして検診による早期発見が重要となります。ワクチン接種をした後でも20歳をすぎたら定期的な検診が呼びかけられています。
現在日本では3種類のHPVワクチンが使用できます。大きな違いはそれぞれワクチンに含まれているヒトパピローマウイルスの型の種類が違うというところです。一番少ないもので2つの型、その次に4つの型、2023年4月から認証された9つの型が含まれた3種類になります。どのワクチンにも予防効果がみられますが、すでに感染したウイルスを排除したり、病変の進行を抑制したりする作用はなく、ウイルスに感染する前に予防をすることが重要になります。子宮頸癌から検出されるヒトパピローマウイルスの型はワクチンに含まれない型もあるためすべての子宮頸癌を予防することはできません。過去にHPVワクチンの接種による副反応が取りざたされ、接種が控えられた時期があり、現在も副反応を心配される声がありますが、研究が進められ副反応のリスクよりワクチン接種をする有効性は明らかに高いとされ、現在はワクチンの積極的推奨が言われています。ワクチン接種が控えられた間に定期接種をする機会を逃している女性も現在は対象とする制度があります(2025年3月末まで)ので、自身が対象ではないか一度、確認をすることをお勧めしています。
 HPVワクチンの接種は、種類や接種開始年齢によって2回もしくは3回の接種が必要となり、接種間隔を一定数空ける必要がありますので、スケジュールに余裕をもって接種をしていただくことをお勧めします。
予防接種