牛乳アレルギーについて

今日は食物アレルギーの原因になりやすい『牛乳について』です。
離乳食開始のポイントについては、4月19日(金)に記載しております。
良ければご参照ください。

牛乳の栄養素は『カルシウム』です。
▷▷離乳食中期(生後7〜8ヶ月ごろ)から少量ずつ加熱牛乳やベビー用ヨーグルトを試す
▷▷チーズなどは種類により乳成分が濃縮されているため、少量摂取でもアレルギー症状が出やすい場合がある
▷▷卵とは異なり、加熱をしてもアレルギー症状の出やすさは変わらない
▷▷非加熱の牛乳の開始は1歳ごろが目安
▷▷市販の粉ミルクで、乳アレルギーに対応した種類がある
※医師の判断のもと使用を推奨!
▷▷乳成分を含まない商品も販売されている
  (シチューのルウなど)
▷▷年齢と共に摂取できるようになるお子さんの割合が高い
▷▷乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)と牛乳アレルギーは別物
▷▷カルシウム不足は発育や発達への影響もあるため、その他の食品でカルシウムを補う

牛乳以外のカルシウムを多く含んだ食品
▷大豆類(納豆・木綿豆腐など)
▷魚介類(しらす・さくらえびなど)
▷海藻(ひじきなど)
▷野菜(小松菜・モロヘイヤ・水菜など)
▷カルシウム強化した栄養機能食品

牛乳アレルギーの方が避ける必要のない食品
食品表示の中に紛らわしい表示があります。
◇乳化剤
◇乳酸カルシウム
◇乳酸菌
◇乳糖       etc…
例えば『乳化剤』は、混ざりにくい2つ以上の液体を乳液状にするための添加物です。
『乳』と付いていると誤解しやすいですが、“表示の内容を正しく理解する”ことも大切です。
食物アレルギー